温泉だけが旅行じゃない
暇さえあれば温泉に行っていると思われる私です。
ですが、私は一応「旅行」が好きですので、
何も温泉地ばかりに足を運んでいるわけではありません。
有名なレジャー施設やテーマパークのある土地にも行きましたし、
海外にだって飛び出していきます。
(その地に温泉があれば、もちろん楽しさも倍増ですが。)
人で賑わう土地も良いし、あまり人気のない土地も良い。
珍しいものを見に来たという物見遊山の群れに入って、
一緒に珍しいものを見物するのも楽しいし、
観光なんかで訪れる人のいない土地で生活する人を外側から見た時の、
自分の存在しないような不思議な感覚を味わうのも良い。
結局それぞれが、非日常に入って行ったという「旅」の醍醐味なのです。
短い間ですが、子どもの頃にいわゆる『観光地』に住んでいたことがあります。
夏、観光バスで訪れる観光客を見ながら、なんとも不思議な感覚を覚えていました。
先ほどの「外側から見る」ことの逆の行為を行っていたのです。
「彼らは何故ここに来るんだろう?」
「自分があの場所で写真を撮っても、あんなにはしゃげないだろうな」
という、不思議な気分です。
自分にとっての日常は、彼らにとっての非日常。
彼らと知りあって、電話でそれぞれの土地でやり取りをしたとしても、
あの瞬間の「差」はずっと残るのです。
もちろん、人間関係に影響が出るとかそういった「差」ではありません。
考えることができる、または考えることそのものが『旅』なのかもしれません。